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サトウキビ畑が油田に変わる!

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「ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ」
沖縄が生んだ盲目の天才テナー・新垣勉や、森山良子が歌ってヒットした、ご存じ「さとうきび畑」の一節であります。因みに、作詞作曲は寺島尚彦さんという方。
そのさとうきび畑が「油田」に変わるかも知れない、という大ニュースを、テレビ東京の日経スペシャル「ガイアの夜明け」という番組のビデオをみてで知りました。
内容は、サトウキビやトウモロコシなどを使って作られる「バイオエタノール」という燃料用アルコールが自動車用燃料として石油に取って代わる日が来る可能性がある、という画期的なものでありました。
実現すれば、もう日本もアラブ諸国に“へいこら”せずに済みますし、もちろん地球環境にも良い結果をもたらしてくれますから、ズバリ一石二鳥という訳であります。
実際にブラジルでは「バイオエタノール車」が全体の15%も普及しているらしく、ヨーロッパ諸国や京都議定書への調印を拒んだあのアメリカでさえも、自国での製造工場の建設を既に始めているそうであります。
今後海外での需要の伸びが期待されることから、ブラジルでは現在急ピッチで増産体制を整備し、輸出拡大に備えているところであります。
当然、日本にも売り込みがあったのですが、輸送コストの関係で仕入れ価格は石油とほぼ同じ45円/?になるとのこと。おまけにガソリンよりもパワーが落ちるとなれば、いかに環境にやさしい燃料と言えど実際に普及させるのはなかなか難しい話であります。
「ビールもエタノールも、同じアルコール。もちは餅屋に任せてもらおう」と、そこで立ち上がったのが、私の大好きな「SUPER DRY」の製造元であるアサヒビールでありました。
同社の技術開発研究所と九州沖縄農業研究センターは共同で今年1月、沖縄県伊江島のさとうきび畑を使ってバイオエタノール製造の実証研究を開始しました。
これは、通常のサトウキビより格段に効率の良い「高バイオマス量サトウキビ」を用い、通常の量の砂糖を生産した上で残存分からエタノールを効率よく製造する、というものであります。つまり、一緒に出来る砂糖を売ることでエタノール自体の製造コストを下げる、という意味なのであります。
目標は30円/?。巧くいけば、「採算が合わない」という理由で畑を遊ばせてしまっている沖縄の元さとうきび農家にとっても「いい話」になるでしょうし、第一「さとうきびで走る」と聞いただけでも何となく気分が良くなります。
この画期的な「空気を汚さない車」、政府も本腰を入れてぜひとも実現させて欲しいものであります。

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1970年9月29日
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2007年05月24日 10:54に投稿されたエントリーのページです。

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