そもそも【めっき】とは、金属などの材料の表面に、金属の薄膜を被覆した表面処理、あるいはその方法を指すものです。

錫メッキ
錫(スズ)の歴史は非常に古く、紀元前4000年頃、メソポタミア文明に錫、銅の合金メッキの遺跡が発掘され、 その後エジプトでも支那でも錫のブロンズが発見されています。人類にとって最も馴染み深い金属元素のひとつです。
錫は白色の金属で、表面に安定した薄い酸化膜を形成するため、耐食性も非常に大きく、 空気中の自然酸化にも安定して、光沢を失いません。
また、軟らかく展延性に富み溶融温度が低い(231.9℃)ので、熱で溶かしたすずの中に被めっき物を浸せきして、容易に溶融めっきができます。
このようにすずを表面に被ふくさせることを「すず引き」ともいいます。
《健康への影響》
スズは食品にも無害な金属なので、食品化工産業で使われるように衛生的です。
金属への曝露に対する限度も設定されていません。
《用途》
食器・家庭用雑貨の防錆めっき、カメラ・電子部品等の機能めっき、電線の防錆・機能めっき。